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┃保┃育┃の┃父┃・┃佐┃竹┃音┃次┃郎┃に┃学┃ぶ┃会┃★┃通┃信┃
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┃ ┃音┃次┃郎┃会┃◆┃I┃N┃F┃O┃◆┃v┃o┃l┃.┃0┃2┃
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ホームページ:http://otojiro.link
eメール:info@otojiro.link
新入学生がフレッシュに輝く季節になりました。
保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会(通称:音次郎会)から会員の皆さまに会報(メールマガジン)により会の動きを報告させていただきます。
今号では、発足1年目の総括と新年度に向かっての計画を中心にご報告します。
◆◇INDEX◆◇
【1】2015年度<発足初年>の活動日誌
【2】2016年度 総会・講演会のご案内
【3】音次郎に関する書籍のご紹介
【4】保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会の未来
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【1】2015年度<発足初年>の活動日誌
2012年、音次郎が経営した鎌倉保育園の中村支部としての歩みがあった下田の若草園が、創立55年記念事業を行った事をが発端に、保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会の設立に至りました。この3年間の経緯につきましては音次郎会のホームページに詳しく紹介されております。
(保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会ホームページ → http://otojiro.link )
ここでは発足初年度の活動日誌を概要で取り上げます。
4月 四万十市広報と「はたも〜ら」に音次郎に関する記事が掲載
第5回音次郎会準備会
5月 四万十市広報5月号に音次郎会のチラシを折り込む
設立総会・記念講演会を中央公民館で四万十市市制施行合併10周年記念
行事の冠事業として開催
会 長:山ア祥正
副会長:西内育二朗 中平菊美 宮村和輝
委 員:宮村喜久 安藤眞 兼松成 佐竹和平
宮村忠道 黒岩譲 岡村冨美孝
野地ちえみ 土居佐枝子
監 事:小椋茂昭 浜口貞雄
事務局:瀬戸雅弘
会 計:寺田知子
佐竹音次郎の歌「生涯の華」のデモ演奏が完成
中央公民館団体登録が認可
6月 第1回役員会
7月 四万十市広報7月号に音次郎会開催の記事が掲載
8月 音次郎会のホームページが完成
市長訪問し案内看板設置などを陳情
9月 第2回役員会
市民大学第5講座にて玉里教授による「保育の父 佐竹音次郎」開演
10月 作家・山本一力さんに音次郎を題材した小説の執筆依頼
中村高校漫画研究部に音次郎題材の作品制作依頼
11月 第3回役員会
音次郎会通信(メールマガジン)vol.1を発行
図書館へ音次郎資料70部を贈呈
12月 高知県議会にて音次郎の顕彰活動の要望が提出
1月 2017年県行事「維新150年」で音次郎史跡も加えられる
2月 第4回役員会
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【2】2016年度 定期総会・講演会のご案内
2016年度の音次郎会定期総会と、講演会を次の通り開催いたします。
5月10日(火)19:00〜21:00
中央公民館 大会議室(1階)
19:00 定期総会
19:30 講演会「佐竹音次郎の育児事業と高知人脈」
講師:佐竹要平先生(日本社会事業大学専任講師、音次郎ひ孫)
20:50 質疑応答
21:00 閉会
講師の佐竹要平先生は、佐竹音次郎のひ孫で社会事業の歴史について研究されています。今回、日本の近代化の時代に高知から東京に出て、慈善事業・社会事業に身を捧げた佐竹音次郎の業績を、板垣退助や幸徳秋水等々の高知にゆかりのある人々との関わりから語ってくださいます。
どうぞ、今からご予定に加えて、お誘い合わせの上、ご参加くださるようお願申し上げます。
なお、案内チラシをホームページに掲載しております。周りの方への案内などに利用下さい。⇒ http://otojiro.link
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【3】音次郎に関する書籍のご紹介
佐竹音次郎はまだあまり世に知られていない福祉活動家です。参考文献も少なく、研究途上にある中村の偉人です。これから、音次郎会では音次郎に関する文献を発掘し、収集し、世に広めていきたいという会の趣旨もあります。みなさま方で音次郎に関する資料をお持ちの方は、是非とも音次郎会事務局までご一報ください。
さて、今回は事務局が保有しています書籍の中から、音次郎入門用とも言える書籍をご紹介します。
『新版・聖愛一路』
監修:高田 彰 発行:文芸社 2003年3月 1,260円
(1940年に発行された「聖愛一路」の改訂版)
「聖愛一路」は音次郎が提唱した基本的精神です。自他の区別無く愛を注ぐという聖書の理念が込められた言葉です。この本では音次郎の伝記から基本理念が読み取れます。
ご購入はインターネットの通信販売や音次郎の設立した鎌倉保育園の後進である社会福祉法人聖音会のホームページからも問合せれば対応してくださいます。
聖音会ホームページ
→http://www.seionkai.or.jp/seionkai/book.html
また、事務局でも貸出し致します。
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【4】「保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会」の未来
音次郎は故郷の竹島神社に「夢」の碑を建立されていると言われています。ここでは音次郎会の夢について語って見たいと思います。
若草園の建っている下田の町は海に向かっています。大文字山が船の入港の目印として用いられたという歴史もあります。一條家が中村にやって来て以来数百年にわたって海路の要衝として栄えた歴史です。下田は音次郎のほかにも偉人を輩出しており、遠く母なる海を見る事は、新しい文化や智恵を産み出す事に通じるのかもしれません。
少子化で毎年、日本の人口は減ってきております。少子化対策を叫ばれている同じ新聞には、今日も児童虐待のおぞましい記事が掲載されています。これからの日本、未来を背負う子ども達を大切にしなければ成り立っていくはずがありません。
土佐の偉人として最も有名な人はやはり坂本龍馬でしょう。土佐から日本を変えた人物です。今の日本を変えるのに、どんな側面が必要でしょうか。それは「子どもを大切にする」と言う事もその1つに挙げられるのではないでしょう。
佐竹音次郎は自分が里子に出され、苦労をして、幼少に感じた寂しさをバネに「子どもを大切にする」と言う思いが育まれ、上京し、日本で初めて保育園を築き上げました。
21世紀、高知は維新150周年を迎えようとしています。音次郎会21世紀の維新は「子どもを大切にする社会へと変革」する維新です。この音次郎に学び、本当の意味で家族が大切にされる世の中が築かれるための一石を投じる事が出来れば幸いです。
四万十から「保育のまち」を提唱し、明治維新にそれを実現した人物がここに居た事を知らせ、子どもを大切にする地域として全国に名乗りを上げる、そのような活動の輪が広がればと、音次郎会は願っています。
音次郎会の史跡紹介を通して観光誘致、子育て支援の充実を通してUターンIターン、地元の子ども達の誇りなど、音次郎会の夢は大きいのです。「大きすぎる」と嘲笑されるかもしれません。しかし、思わない事は実現しないのです。この大きな夢の欠片でも実現して、子どもを大切にしようと誰か1人がそう思うだけでも、音次郎会の夢は叶った事になると思っています。
これからも、音次郎会で子どもの夢を共に追いかけて行きましょう!
(事務局:瀬戸雅弘)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 現在の会員数 77 名 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2016.4.13 Wed
日本で初めて「保育」という言葉を生み出した『佐竹音次郎』に関心のある方、
入会希望者のご紹介など、お気軽にご一報ください。
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│保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会│ 会長 山ア祥正
└──────────────┘ 事務局:四万十市中央公民館内
「保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会」
各種お問い合わせは →→→ 四万十市下田2211(若草園内)
0880-33-0247 瀬戸・寺田へどうぞ♪
ホームページ:http://otojiro.link eメール:info@otojiro.link
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※一部のメールソフトや閲覧する環境によっては、音次郎会々長山崎の「崎」の漢字が文字化けを起こすもある事が確認されています。山崎会長の崎の字は「山偏」に「立」と「可」を合わせたいわゆる「立つ崎」ですので、表示されていない場合は読み替えをお願いいたします。