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┃保┃育┃の┃父┃・┃佐┃竹┃音┃次┃郎┃に┃学┃ぶ┃会┃★┃通┃信┃
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┃ ┃音┃次┃郎┃会┃◆┃I┃N┃F┃O┃◆┃v┃o┃l┃.┃3┃0┃
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2025.2.3 Mon ホームページ:https://otojiro.link
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西暦2025年・和暦令和7年の到来をお慶び申し上げます。音次郎の時代は年の呼び方
は一般的に60年サイクルの十干十二支(じゅっかん・じゅうにし、いわゆる干支(えと))
が用いられており、その例にならえば今年は令和乙巳(きのとみ)となります。
保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会(通称:音次郎会)から会員の皆さまに会報(メールマガ
ジン)をお届けします。なお、今回の記事もホームページと連動しております。それぞれの
話題は音次郎会ホームページの「ニュース」のコーナーにて映像付きでご覧頂けます。
◆◇INDEX◆◇
【1】竹島小学校総合学習に出かけました
【2】元鎌倉保育園で音次郎研修をしました
【3】市と県に「感動を共に!~私の佐竹音次郎伝~」を贈呈しました
【4】奉加帳レプリカがまもなく完成します
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【1】竹島小学校総合学習に出かけました
11月13日(水)と20日(水)の2日にわけて、音次郎の母校でもある四万十市立竹島小学校5
年生の総合学習に音次郎会から出張しました。
13日は5年生教室での座学です。横山充男著「万人の父になる-佐竹音次郎物語-」は基
礎学習として読破されていて、その上で、「ふるさとの魅力」、「ふるさとから世界へ飛び
出た音次郎」、「音次郎の家族愛」、「現代では当たり前の学習する権利」を視点に竹島小
学校の大先輩・保育の父・佐竹音次郎を見つめました。
20日は2時間かけてフィールドワークです。竹島小学校近隣に存在する遺跡を通して郷土
の生んだ保育の先駆者の生涯を学び、ふるさとの魅力を再発見しました。
この3時間の学習を通して、
① 下田地区竹島が川から海に開けている事から当時は先進性のある土地柄であった事
② 音次郎家庭の不和や自身の心身の病を経験して弱い人の気持ちを分かる人に成った事
③ 成人になってからも勉学をやり直した晩成の人生であった事
④ 人を助ける働きを始め、最終的には近隣外国にも広がった事
を学びました。
また、5年学級で立てた目標としては、年度末に開催される四万十市教育委員会ふるさと
発見研究発表会へ学習の成果を報告する事と、NHK朝ドラのテーマとしての推薦があります。
NHK朝の連続小説では近年、「らんまん」(植物学者牧野富太郎の生涯)、「あんぱん」
(漫画家やなせたかしの生涯)と、高知県出身者が取り上げられている。これ次いで、韻
を踏み「ばんにん」(万人の父になる-佐竹音次郎物語-)を取り上げて貰うべく、竹島
の先人の魅力を伝えたいとの事です。これが実現すれば、音次郎も全国的な先人として広
がります。竹島小5年生は「音次郎広め隊」として、活躍してくれる事でしょう。
1月31日(金)、四万十市総合文化センター「しまんとぴあ」にて「ふるさと発見研究発
表会」が開催され、竹島小5年生が音次郎学習の成果を発表しました。音次郎会も会長、
副会長、委員、事務局の5名で観覧しました。事前に行われたリハーサル兼校内発表の場
でも観覧者の感想にありましたが、5年生は音次郎の事を「私達の大先輩」と表現しまし
た。これは音次郎会の理念にも合致したもので、音次郎会では顕彰や偉人や頌徳という表
現を避け、故郷の先人に学ぶという姿勢を取っています。それが具現化されている事を嬉
しく感じます。
これからも幅広く地域の学習会などで訪問授業ができればと思います。ふるさと学習など
でこのプログラムの実施をご検討くださる団体がございましたら、事務局までご一報くださ
い。
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【2】元鎌倉保育園で音次郎研修をしました
11月14日(木)、前身が鎌倉保育園である聖音会の施設内研修にて、保育の父・佐竹音次郎
に学ぶ会が講師となり音次郎の「こころ」を共に学びました。
鎌倉保育園の後身である児童養護施設 鎌倉児童ホームを擁する社会福祉法人 聖音会は、
その名前に「聖愛一路の音次郎の会社」と名付けられています。現在は鎌倉西方の綾瀬市で
2つの知的障害者支援施設も運営しています。
2013年度にも施設内研修にて音次郎を取り上げられた時、施設内講師である聖音会理事が
ご丁寧にも音次郎会を訪れて下さり、研修内容の確認をされました。今年は音次郎会にて
「感動を共に!~私の音次郎伝~」を刊行しましたので、それを基本に講演依頼がありました。
これを受けて、著者である中平会長と事務局の瀬戸が赴き、法人内部研修の講師を務めま
した。
音次郎会から準備したレジュメは「聖愛一路の佐竹音次郎の心を読む研修会」と題し、保
育の父の「こころ」を「知る・知らせる・残す」の観点から新伝記を拾い読みしつつ学びま
した。また音次郎会10年の歩みも振り返る時間を持ちました。
音次郎会では「この子達は孤児ではない。私が父となる。孤児院ではなく保育院だ」と宣
言し、今までの孤児救済の理念を覆した保育の父・佐竹音次郎の心を学んでいます。特に福
祉の現場ではモチベーションアップの為に、音次郎を学ぶ事は有益だと確信します。職員研
修で保育の父を取り上げる検討をされる法人さまは、音次郎会事務局までご相談下さい。
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【3】市と県に「感動を共に!~私の佐竹音次郎伝~」を贈呈しました
12月2日(月)と10日(火)に四万十市と高知県の文化施設に新伝記を贈呈しました。
高知新聞厚生文化事業団の助成を受けて刊行しました「私の音次郎伝」ですが、10月24日
の会報発行にて会員の皆様には公開し、11月27日には読売新聞高知版ページにて大きく取り
上げていただきました。
音次郎会でも順次、普及に取り組もうとしておりましたが新聞記事をいち早く御覧になっ
た四万十市さんから問い合わせがあり、四万十市図書館と、オーテピア高知図書館、高知城
歴史博物館、高知県立歴史民俗資料館に音次郎会役員で出向いて贈呈の時を持ちました。
今後、贈呈先を地元の小中学校へも広げる予定です。
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【4】奉加帳レプリカがまもなく完成します
奉加帳(保育の父・佐竹音次郎の「鎌倉保育園 慈善書画会賛助 芳名簿」)の参画者人名
読み取りの記事が続きましたが、今回の話題は2024年度音次郎会の目玉事業である奉加帳レ
プリカ制作についてです。
前回、今から120年前に音次郎が事業資金捻出の為に曽祢荒助により日本橋・榛原に奉加
帳を買いに行く事を勧められた事から始まった慈善賛助活動であり、その榛原日本橋本店が
現存している事をお伝えしました。今回の聖音会研修に便乗して、私達はその音次郎も足を
踏みいだした榛原を訪れました。
榛原担当者の、その名刺には「創業文化3年」と刻まれていました。つまり、今年で219年
の歴史のある紙問屋だったのです。そして、店内商品を拝見して驚かされたのは、音次郎が
買った奉加帳用罫紙が、120年経った今でも販売されていたのです。
この日本橋・榛原の協力を得て、レプリカ作成に取り組んでおります。
完成したレプリカは、前項の市・県のみならず、収録した人物の重要性も考え合わせて国
会図書館への収蔵も検討しております。完成が待ち焦がれる今日この頃です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 現在の会員数 128 名 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2025.2.3 Mon
保育の父・佐竹音次郎に関心のある方、入会希望者のご紹介など、お気軽に
ご一報ください。事務局から案内をお送りします。お知り合いの方があれば、ぜひ
事務局に御紹介ください。
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│保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会│ 会長 中平菊美
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各種お問い合わせは →→→ 四万十市下田2211(若草園内)
0880-33-0247 瀬戸へどうぞ♪
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募金・寄付金は
幡多信用金庫 本店営業部 (普) 88502 保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会 会長 中平菊美
ゆうちょ銀行 振替口座 01650-8-43162 保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会
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