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┃保┃育┃の┃父┃・┃佐┃竹┃音┃次┃郎┃に┃学┃ぶ┃会┃★┃通┃信┃
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┃ ┃音┃次┃郎┃会┃◆┃I┃N┃F┃O┃◆┃v┃o┃l┃.┃1┃0┃
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取引銀行 幡多信用金庫 下田支店 普通預金 88502
(名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会 会長 浦田一雄
ゆうちょ銀行 振替口座 01650-8-43162
(名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会
音次郎会のインターネット・ホームページが5月初旬に一時的に閲覧出来ない状況にな
り、ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。年度替わりの決算時期や講演会
に忙殺され、ホームページのレンタルサーバー利用料の支払い締め切りを逃してしまって
おりました。クレジットカードでのみの決済方法となっていますため、いろいろと迷いま
したが情報発信を優先して、事務局の個人的なカードで自動継続支払いにしました。音次
郎のためには一肌脱がなければならないとの所存です。
5周年となった保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会(通称:音次郎会)から会員の皆さまに
会報(メールマガジン)をお届けします。
今号は、総会や講演会の報告、2019年の行事計画が中心です。
◆◇INDEX◆◇
【1】音次郎会2019年度定期総会の報告
【2】音次郎生誕155年記念&音次郎会5周年記念講演会の報告
【3】2019年の行事計画
【4】諸報告
――――――――――――――――◆◇◆◇
【1】音次郎会2019年度定期総会の報告
●2019年度 保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会 定期総会
日時:4月27日(土曜日)午後2〜3時
場所:四万十市立 中央公民館 3階 研修室3
15人出席、議長:岡本和也氏
議案1 2018年度活動・収支報告
(1)活動報告
2018年は竹島小学校での訪問総合学習、八束中学校道徳参観日での講演と、地元の子供
に直接、音次郎の心を伝える機会に恵まれたことが報告されました。これからも子供に伝
える働きを大切にしていきたいと報告されました。
(2)収支決算報告
収入は、前年度繰越金約32万円と栄光会と若草園からの助成金が20万円、寄付金や募金
が約50万円と、合計約103万円ありました。
支出は、音次郎史料が到着して備品の整備に約20万円、講演会と墓前祭に約10万円、会
報発行など平素の運営費に18万円、ホームページの翻訳料に3万円と、合計約51万円で、
約53万円を繰越金としました。
(3)監査報告
4月13日の4月定例会始まる前に行われた監査の報告がなされ、不備はない事が平岡監
事によって報告されました。
議案2 2019年度活動計画・予算
(1)活動計画
設立5年目、節目となる音次郎会です。引き続き、保育の父の「心」を地道に伝える事
を中心として、活動を活動をします。行事の定例化も2年目となります。粘り強く、郷土
に佐竹音次郎の「福祉の心」が広がるように取り組んで行きます。特に子供に、音次郎の
「困っている人を助ける」という気持ちを伝えることを大切に考えたいと思います。
具体的な行事計画につきましては以下の【3】をご覧下さい。
○具体的目標
1 プロジェクターで子供も大人にも分かりやすい視聴覚教材を制作する。
2 紙芝居、観光パンフレットを制作する。
3 高知城歴史博物館と連携をしつつ音次郎の史料整備をはかる。
4 音次郎の歌(演歌タイプとポップス版)の制作に取り組む。
5 横山充男氏の学研刊・音次郎伝記の出版記念祝賀会を中村にて開催する。
6 定例会、総会、講演会、墓前祭を開催する。
7 四万十市民大学に音次郎講座を誘致する。(幸徳秋水の会と連係)
8 会報(メールマガジン)を発行する。(3回を予定)
9 ホームページを充実させる。
10 会員を募集し、後継者の育成、組織の強化を図る。
11 ゆうちょ振替口座を活用した募金活動により運営資金を賄う。
(2)予算
収入は、前年度繰越金約53万円と高知新聞と栄光会と若草園からの助成金が20万円、
寄付金や募金が27万円で、合計100万円を見込んでいます。
支出は、8月頃に学研から発行される横山充男著音次郎伝記の購入費用に20万円、高
知新聞助成事業のリーフレット費用に10万円、紙芝居制作に10万円、音次郎史料整備費
用に10万円、行事費用に13万円、平素の運営費に17万円と、合計80万円、繰越金20万円
を見込んでいます。
議案3 役員の改選
2月の定例会で事務局案が検討され、基本的に留任をお願いする方向で調整が進めら
れました。欠席された役員さんには意思確認を行い、定例会で検討された内容を踏まえ
た上で総会にて以下のように決議されました。
会 長 浦田一雄
副会長 中平菊美 安藤 眞 宮村和輝
委 員 渥美武男 兼松 成 佐竹和平 山ア祥正 小椋茂昭
安田誠郎 宮村忠道 今津一志 黒岩 譲 岡村冨美孝
監 事 浜口貞雄 平岡和好
――――――――――――――――◆◇◆◇
【2】音次郎生誕155年記念&音次郎会5周年記念講演会の報告
●音次郎生誕155年・音次郎会発足5周年 記念講演会 〜開巻〜 音次郎史料
特別講演:「佐竹音次郎関係資料をめぐって〜その概要と個人史の捉え方〜」
講 師:高知県立高知城歴史博物館 館 長 渡部 淳 氏
同館 企画員 筒井聡史 氏
日 時:5月10日(金曜日)午後2〜4時
場 所:四万十市立 中央公民館 大会議室
「保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会」が発足して5年になりますが、このたび長年の課題
でありました貴重な歴史的資料が音次郎子孫によって寄贈され、整備されつつあります。
これから、具体的な研究が加速することでしょう。
今回の音次郎生誕155年記念講演では、音次郎が綴った日誌や保育事業の資金調達のた
めの奉加帳など、届いた史料を事務局から紹介すると同時に、高知城歴史博物館(以下、
城博)から講師をお招きして歴史研究についての特別講演をして頂きました。
冒頭では四万十市教育長徳弘氏が市長の代理で出席され、祝辞をくださいました。
はじめに事務局からは、届けられた資料を抜粋して内容を紹介しました。そして音次郎
が保育の父と呼ばれる様になった由来も説明しながら保育の父・佐竹音次郎全般について
も説明いたしました。
次に筒井企画員からは、高知城歴史博物館の事業内容について同館のパンフレットをた
くさん提示しながら説明して下さいました。その上で、今回の音次郎会との連係のように、
城博の事業には地域独自の大切な歴史と文化を守り伝える使命もある事から、音次郎関係
資料の整理保存のために音次郎会に協力して下さることをお話し下さいました。
おわりに渡部館長からは、歴史研究において重要度の高い文献は今回、音次郎会に届け
られたような日記や日誌であり、この音次郎日誌はたいへん歴史的にも貴重な文献である
ことを話されました。事前に音次郎会から音次郎日誌の元本数ページをご覧になって、読
み解かれた中にも、音次郎の戦争への考え方や、今後保育事業に傾注していく強い決意な
ど大切な内容が読み取れることを紹介して下さいました。歴史の人物研究において万能な
人間はいないので、様々な観点から総合的に評価し、その時代の中でどのような意志を表
現して、何を実行したかを考えることが大切である事を教えて下さいました。
会の終わりの質疑応答では活発に会場からも様々な意見や質問が寄せられ、充実した講
演会となりました。
また当日は、四万十市生涯学習課のご協力により、歴史資料展示ケースをお借りして、
貴重な歴史的資料の現物を会場に展示しました。
(なお、当初この講演会は「保育の父・音次郎と良寛さんの心に聴く」として市川隆一郎氏にお願いしておりましたが急病のため急きょ変更となりました。現在市川氏はリハビリ中です)
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【3】2019年の行事計画
●6月8日(土) 定例会 14〜16時 公民館2階 研修室2
●8月16日(金) 没後79年墓前祭 9〜12時 竹島防災センター/竹島墓地
● 秋 頃 横山充男氏「音次郎伝記」(学研刊)出版祝賀会
●10月12日(土) 定例会 14〜16時 竹島防災センター
●12月14日(土) 定例会 14〜16時 公民館3階 研修室3
●2月8日(土) 定例会 14〜16時 若草園
今年度も偶数月の第2土曜日を定例会開催の日と定め、音次郎の心に学び続けて行くと
共に、歴史的な部分についても研究していきたいと計画しております。
5月10日は音次郎の誕生日ですので、毎年記念講演会をしておりますが、それと同様8月
16日はちょうどお盆の時季でもありますが、音次郎の命日ですので墓前祭を行っておりま
す。
また今年は中村出身の児童文学作家・横山充男氏の音次郎伝記が学研から発刊されるこ
とになりました。その出版祝賀会を刊行後しばらくして実施する計画にしております。サ
イン会も行いたいと考えております。具体的な話がまとまれば、会報などで皆さまにもお
知らせいたします。
どの会にも会員の皆さま知友をお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
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【4】諸報告
●四万十市市民大学への音次郎コマ誘致活動
音次郎会では毎年、広く市民に「保育の父・佐竹音次郎」を知っていただくために、市
民大学への音次郎講座誘致活動を行っております。今年度は幸徳秋水を顕彰する会と連名
で四万十市へ要望をあげておりましたが、残念ながら落選しました。
ちなみに市民大学の歴史枠講義には今回の音次郎講演会講師であった城博の渡部館長が
再び講演して下さることが決定したことが講演会の祝辞の中で発表されました。8月6日
(火)夜7時の開催ですので、関心のある方はこちらにもご参加下さい。
●高知新聞 厚生文化事業団助成事業「新版・竹島の偉人」が完成
音次郎会では設立以来の取り組み目標にしておりました「音次郎に関する資料の整備」
ですが、2018年下期の高知新聞 厚生文化事業団 助成金事業として認可され、補助を受け
て音次郎を紹介するパンフレットを作成することになっていました。それが4月に完成し
ました。
このパンフレットは西内育二朗元副会長が自費出版され、高知新聞や四万十市広報でも
話題となった冊子です。これがきっかけで音次郎会設立がされたと言っても過言ではあり
ません。
このパンフレットでは音次郎にまつわる夢の碑の不思議が小説風に述べられると共に、
音次郎の保育の父としての思いや、今の時代の子供も夢を持って勉学勤労に励むことが
語られています。
今後、音次郎会では子供達に音次郎を伝えるために用いていきたいと考えております。
講演会の添付文書として参加者には届けられましたが、興味のある方は事務局までお知ら
せくだされば、お届けします。
●音次郎史料の整備について
ご周知のとおり、城博さんが音次郎の貴重な歴史的資料の整理保存に全面的に支援をし
て下さることになりました。これらの作業は機械的に行うのではなく、関心のある方が1
つ1つをじっくりと見ながら行うことにも意義があります。
すべての史料が整ってから、城博さんと共にまずは目録づくりから着手する予定です。
その時期が決まりましたら、会員の皆さまにもお知らせいたします。興味のある方はど
うぞご参加下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 現在の会員数 95 名 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2019.6.3 Mon
日本で初めて「保育」という言葉を生み出した「佐竹音次郎」に関心のある方、
入会希望者のご紹介など、お気軽にご一報ください。事務局から案内をお送りしま
す。高齢化により、会員数が自然減している現状です。
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│保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会│ 会長 浦田一雄
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