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┃保┃育┃の┃父┃・┃佐┃竹┃音┃次┃郎┃に┃学┃ぶ┃会┃★┃通┃信┃

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┃ ┃音┃次┃郎┃会┃◆┃I┃N┃F┃O┃◆┃v┃o┃l┃.┃2┃2┃

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     取引銀行 幡多信用金庫 下田支店 普通預金 88502

            (名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会 会長 中平菊美

          ゆうちょ銀行 振替口座 01650-8-43162

            (一般銀行向口座番号:当座預金 一六九店 43162)

            (名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会

 

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、今春に季節性インフルエンザと同等の

「5類」に引き下げられることになり、いよいよ平時に向け大きな転換点を迎える事にな

りました。音次郎会では2023年、整理が進んだ史料を用いてどんどん音次郎の「保育」に

ついて学びを深めたいと願います。

 

 音次郎会から会員の皆さまに会報(メールマガジン)と読み物シリーズ、今回は新年特

別版として読み物シリーズは2本立てでお届けします。

 

◆◇INDEX◆◇

 

【1】日誌(複製版)を濵田知事に贈呈する

【2】日誌(複製版)がオーテピアなどに収蔵される

【3】第1回「史料読み解き学習会」開催のお知らせ

【4】協賛企業の募集について

 

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【1】日誌(複製版)を濵田知事に贈呈する

 

 昨秋、音次郎会では日誌複製版を四万十市へ贈呈し、市立図書館にて公開されました。

その後、さらに人口の多い県都・高知市の各施設においても複製版が収蔵され、多くの歴

史研究家の目に触れられないものかと検討してきました。理由は、音次郎研究の基礎資料

となる日誌は膨大な量ゆえに音次郎会だけでは読み解くのが困難で、多くの歴史研究家の

協力を求めているからです。

 

 新伝記出版祝賀会に地元選出の県議会議員が揃って出席くださっていた事から想起して、

その旨相談したところその夢が叶えられ、県庁の知事応接室にて濵田省司(はまだ・せいじ)

知事に手渡す事が出来ました。

 

 贈呈式では知事から音次郎会に感謝状が贈られ、中平会長が受け取りました。今回の交渉

窓口となってくださった高知県教育委員会幼保支援課との打ち合わせにより、県下3施設で

日誌複製版が収蔵される事となり、これがこれから保育の父の研究ばかりではなく明治~大

正~昭和の時代を物語る史料としても有効に活用される手はずが整いました。

 

 贈呈式の様子は高知新聞と朝日新聞に掲載されました。高知新聞の記事は会報の最終ペー

ジに印刷しております。贈呈の様子などはホームページで見る事ができます。ご協力くださ

った皆様に感謝申し上げます。

 

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【2】日誌(複製版)がオーテピアなどに収蔵される

 

 高知県立オーテピア高知図書館(通称:オーテピア)は2018年7月に高知県立図書館と

高知市立図書館が合併して中四国最大規模を誇る図書館として開館しました。オーテピア

では県下のあらゆる発行図書を収蔵する事も目指しておられ、今回の音次郎日誌複製版に

ついても喜んで受け入れてくださいました。

 

 また贈呈に伺った時、既にオーテピアが収蔵している音次郎関連書籍をすべて陳列して

くださっており、今後は保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会が収蔵する図書の内、部数に余裕

のあるものについては更にオーテピアに寄贈するなどして、蔵書の協力も行っていく予定

です。

 

 また高知県立 高知城歴史博物館にも1組が収蔵されました。城博は2017年3月に開館し、

1月12日に5年10ヶ月目にして来会者累計50万人に達しました。保育の父・佐竹音次郎に学

ぶ会とは城博開館当初に音次郎会が縁者からの史料を提供を受けてから関わりを持ってく

ださっています。これまでに打ち合わせに2回、講演会に1回、史料整理作業に8回、合

計11回も足を運んでくださっています。

 

 知事への贈呈式では城博の渡部館長も陪席されましたし、高知新聞記事にも「音次郎個

人の業績だけでなく明治から昭和の激動の時代、社会を読み解ける一級の資料。有効に活

用したい」とコメントをくださっています。複製版製作の大きな部分を担ってくださった

城博に収蔵される事になった事は音次郎会としても大変光栄な事です。

 

 また、残る1組は高知県文化生活スポーツ部歴史文化財課で中身の確認をした上で南国

市にあります高知県立 歴史民俗資料館へ収蔵される予定です。

 

 2施設への贈呈の様子などはホームページで見る事ができます。また、音次郎会ではオ

ーテピアや歴民館で展示されれば訪問したいと計画しております。

 

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【3】第1回「史料読み解き学習会」開催のお知らせ

 

 音次郎会は、保育の父・佐竹音次郎について研究することを通して音次郎の「聖愛一路」

の理念を継承し、地域の福祉文化の発展・向上に寄与することを目的としています。発足

当初には音次郎史料の少なさを懸念し、史料収集も重要な活動目的にしておりましたが、

今回の日誌複製版完成により一定の研究土壌が整いました。これからはいよいよ「音次郎

に聴く」学ぶ会としての本分を果たしていきたいと思います。

 

 記念すべき第1回目の「史料読み解き学習会」を下記の通り開催します。記念すべき初

回では関東大震災の「その日」を音次郎日誌から読み解きます。今まで史料整理作業にも

尽力してくださった高知県立 高知城歴史博物館からも指南役としてご参加くださいます。

ふるってご出席ください。

 

日時 : 2023年2月11日(土/建国記念日) 13:30-15:00

会場 : アピアさつき 屋上事務室横会議室(四万十市右山五月町8-13)

内容 : 音次郎日誌(原本)複製版の読み解き

日誌 (11) 大正12 (1923年) 9月1日

お問い合せ先:音次郎会事務局 ℡ 33-0247(若草園)

 

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【4】協賛企業の募集について

 

 音次郎会では現在、会員の募金と若草園(母体法人含む)からの助成金を資本に活動を

続けております。設立当初よりメインバンクである幡多信用金庫さんには協賛企業として

毎年ご寄付を頂き、新伝記出版に際しては旧幡多郡下の全小中学校(旧窪川町も含む)へ

の贈呈資金提供もしてくださいました。しかしその後、協賛企業の広がりはなく、音次郎

会を支援頂いている企業は現在、幡多信用金庫さんのみです。

 

 音次郎会では音次郎郷里のふるさと教育の一助となればと、継続的に地元4小学校の卒

業式に卒業記念品として新伝記を贈呈する活動を実施しています。その拡大もしたい所で

す。

 

 会員の高齢化などにより会員からの募金も少なく、今後の活動資金についても新たな取

組も必要です。会員のみなさまで思い当たる協賛企業がございましたら、事務局まで御一

報ください。よろしくお願いいたします。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 現在の会員数 122 名 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

2023.1.27 Fri

 

  日本で初めて「保育」という言葉を生み出した「佐竹音次郎」に関心のある方、入会

 希望者のご紹介など、お気軽にご一報ください。事務局から案内をお送りします。現在、

 地元会員、特に60歳以下の方がとても少ない状況です。ぜひお願いいたします。

 

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  │保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会│ 会長 中平菊美

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 各種お問い合わせは →→→ 四万十市下田2211(若草園内)

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