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┃保┃育┃の┃父┃・┃佐┃竹┃音┃次┃郎┃に┃学┃ぶ┃会┃★┃通┃信┃

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┃ ┃音┃次┃郎┃会┃◆┃I┃N┃F┃O┃◆┃v┃o┃l┃.┃2┃3┃

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     取引銀行 幡多信用金庫 下田支店 普通預金 88502

            (名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会 会長 中平菊美

          ゆうちょ銀行 振替口座 01650-8-43162

            (一般銀行向口座番号:当座預金 一六九店 43162)

            (名義)保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会

 

 保育の父・佐竹音次郎は教師、医師を経て児童福祉に取り組みました。音次郎会の事

業年度も学校とおなじ4月-3月の年度を用いています。卒業、入学、2023年の新しい

年度が始まりました。音次郎会は設立9年目となります。いよいよ市民団体としての活

動を地域に定着させたいと願います。

 

 音次郎会から会員の皆さまに会報(メールマガジン)と読み物シリーズ11をお届けし

ます。

 

◆◇INDEX◆◇

 

【1】音次郎の広め隊、始動する

【2】音次郎の史跡調査がはじまる

【3】小学校卒業記念に新伝記を贈呈する

【4】2023年定期総会の開催

【5】第2回「史料読み解き学習会」開催のお知らせ

 

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【1】音次郎の広め隊、始動する

 

 2023.2.12 Sun 9:00~12:30 四万十市文化センターにて「第3回 ふるさと発見! 四

万十市の子ども研究発表会」が教育委員会主催で開催されました。四万十市内の小学校

15校がそれぞれの校区にまつわるふるさとの魅力を発掘し、発表しました。音次郎会で

は竹島小学校5年生の総合学習の応援をしましたが、子供たちが地道に取り組んできた

学習成果が「音次郎さん広め隊」として、この日、5年生3人によってお披露目されま

した。

 

 どの発表もすばらしかったのですが、とりわけ、竹島小学校の保育の父を扱った発表

が、一番良かったと思います。音次郎会のひいき目かもしれません。

 

 竹島小学校総合学習では音次郎をPRするために音次郎マップや、小冊子、子供たち

で作詞作曲した「音次郎ソング」まで制作され、市内各所に贈呈されました。

 

 中村駅ではグッドデザイン賞を受賞したあの美しい待合室の一角に、音次郎さん広め

隊コーナーが完成しました。音次郎会ホームページで発表の様子や駅の音次郎コーナー

を見ることが出来ます。

 

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【2】音次郎の史跡調査がはじまる

 

 音次郎会の事業の1つに関係する文献・史跡の整備があります。歴史的資料について

は昨年度までに高知県立高知城歴史博物館の協力により一定の整備が完了しました。一

方で地元のふるさと学習にも活用できるように音次郎の史跡整備にも取り組んでいます。

既に存在している石碑類については解りやすい案内看板の設置を順次進めています。

 

 史跡整備については音次郎の養子先の調査、音次郎が通った草創期の竹島小学校の場

所、音次郎が初赴任した鍋島小学校の場所、音次郎が婿入りした宮崎家の事など、まだ

まだ充分な調査が進んでいません。

 

 今年度は音次郎生誕159年、没後83年ですが、音次郎の生きていた時代の事、昔を知る

人はますます少なくなります。音次郎の史跡調査をすることによって副産物的に郷土の

歴史をあらためて捉え直すこともできます。音次郎の足跡を辿りつつ、地域福祉文化の

発展向上に寄与したいという別の音次郎会の目的も果たして行きたいと願います。

 

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【3】小学校卒業記念に新伝記を贈呈する

 

 今年も音次郎ゆかりの4校に卒業記念品として「万人の父になる-佐竹音次郎物語-」

(横山充男著)を贈呈しました。

 

 竹島小学校は13人が卒業しました。音次郎は養子先が夫婦不和となり実父によって生

家に呼び戻されました。そして少しの期間だけ開校したばかりの竹島小学校に通わせて

もらったり、後に助手として務めたりしました。彼らは音次郎の後輩です。

 

 下田小学校は8人が青春の海原へとこぎ出しました。下田は大正時代まで港町として県

内でも屈指の栄えた港でした。音次郎の時代、中村から県内外に出掛ける時は必ずと言っ

てよいほど下田港の航路を利用しました。

 

 八束小学校では6人の児童に新伝記を贈呈しました。音次郎が鍋島小学校の教師として

赴任して自立するようになったので八束村の名家・分家の婿として迎えられた場所です。

 

 中村小学校は2クラス41人の児童が卒業しました。学制150年の年から存続している中

村小学校は中村でも伝統ある小学校です。音次郎が紺屋町に養子に行った翌年に開校し

た小学校ですが、音次郎がこの門をくぐったのか、あるいは木戸明の寺子屋にしか通え

なかったのか、はっきりはしませんが、音次郎の生き方を変えるきっかけになった学問

との出会いがあった場所です。

 

 音次郎会では引き続きこの活動を継続したいと考えています。その為のスポンサー企

業も募集しております。贈呈の様子は音次郎会ホームページに動画が掲載されています。

 

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【4】2023年定期総会の開催

 

 2023年度の音次郎会定期総会を以下の通り開催します。史料も整備されてきました。

ふるさと学習に協力しながら「保育のまち構想」へと音次郎会の新たな段階へと進みま

す。

 

 総会と言えば大げさですが、興味のある方と共に座談会のようにこれからの活動に対

して「夢」を語りあう場となればと願います。ふるってご出席下さい。

 

日時:2023年 4月 15日(土) 13:30-15:00

場所:アピアさつき 2階屋上駐車場 事務所横会議室(四万十市右山五月町8-13)

 

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【5】第2回「史料読み解き学習会」開催のお知らせ

 

 史料読み解き学習会を下記の通り開催します。前回は関東大震災の「その日」を音次

郎日誌から読み解きました。今回は音次郎が始めた保育事業が本格的・専心的になる鎌

倉保育園移転の頃です。奉加帳を用いた書画会などにも関係する興味深い時期です。み

なさまのご参加をお待ちしております。

 

日時:2023年 5月 8日(月) 13:30-15:00

会場 : アピアさつき 屋上事務室横会議室(四万十市右山五月町8-13)

内容 : 音次郎日誌(原本)複製版の読み解き

日誌 (1) 明治38 (1905年) 10月17日

お問い合せ先:音次郎会事務局 ℡ 33-0247(若草園)

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 現在の会員数 128 名 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

2023.4.7 Fri

 

  日本で初めて「保育」という言葉を生み出した「佐竹音次郎」に関心のある方、入会

 希望者のご紹介など、お気軽にご一報ください。事務局から案内をお送りします。現在、

 地元会員、特に60歳以下の方がとても少ない状況です。ぜひお願いいたします。

 

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  │保育の父・佐竹音次郎に学ぶ会│ 会長 中平菊美

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 各種お問い合わせは →→→ 四万十市下田2211(若草園内)

                0880-33-0247 瀬戸へどうぞ♪

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